暑さを乗り切る健康法

atsui.png毎年、梅雨明けより熱中症の疑いで救急搬送される人が増加し、死亡者も見られる状況となります。また、夏には脳梗塞や夏型の過敏性肺炎の患者さんも増加するため、猛暑を健康に過ごせるように、以下の様な生活を心掛けましょう。

まず、朝起きたらコップ一杯の水を飲みましょう。入眠中も発汗はあるため、水分と共にミネラルも失われています。起きてから更に水分が失われると、発汗がなくなることで体内に熱がこもり、脳や内臓にダメージを与えることになります。軽い症状であればめまいや立ちくらみ、筋肉のつりが見られ、中等度では頭痛、吐き気や脱力感で身体に力が入らないといった症状があります。さらに重症になると意識がはっきりしない、けいれんやふらつきが出て立っていられないと言った場合もあります。
こうしたいわゆる脱水症状の対策には、まず水分を摂ることです。朝起きたらコップ一杯、夜寝る前にもコップ1/2杯の水を飲み、日中は状況に応じて1時間くらいごとにコップ1/2杯の水分を補充することが大切です。

また、現在の夏バテは、空調設備の発達で室内と屋外の気温差が大きくなることが多く、これが原因で自律神経のバランスが崩れることにより、身体のだるさや思考力の低下、頭痛やめまいなどの症状が出ることがあります。こうした夏バテの改善のためには、十分な睡眠と休養はもちろん、体調を改善する効果の期待できる食事が大切で、GABAと呼ばれるアミノ酸を含んだチョコレートや、レモン、酢、甘酒といったビタミンB群とアミノ酸を含んだ食物を取り入れることも有効です。

これらをできるだけ心掛け、猛暑を健康的に乗り切ってください。
posted by 登別すずらん病院 病院長コラム at 09:56Comment(0)TrackBack(0)日記