
「おなかの調子が悪い」「便秘がち」といった状態は、腸からの注意信号で、腸内の細菌のバランスが崩れていることがあります。
腸内には1,000種類以上の細菌が1,000兆個も住んでいて、そのバランスは善玉菌が20%、悪玉菌が10%、その他の菌が70%と言われており、免疫の働きの主となるリンパ球の60%が腸に集中しているとされています。
脂肪の多い食事やストレス、不規則な生活や加齢などにより善玉菌であるビフィズス菌が減少すると、腸内フローラ(腸のお花畑)のバランスが崩れてしまうのです。
腸内環境を整えるためには日常生活を規則正しくするのが基本で、睡眠を十分にとり、野菜類を多く食べ、できるだけストレスを溜めない生活を送ることを心掛け、腸内の劣化を予防するように努めましょう。
悪玉菌は乳酸菌に弱いので、ビフィズス菌の入ったヨーグルトを食べることも効果的です。冬をむかえ、インフルエンザの流行する時期となってきた今、予防接種と免疫力アップで、元気に冬を乗り越えましょう。
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