質のよい睡眠で明日のパフォーマンスを全開に!(2013/12/24 更新)

facilities-img014211121.jpg眠りに悩みを持つ人は、現在日本国内で約2,000万人いると言われており、60歳代以上の方の7人に1人は不眠治療をしていると言われています。
眠りによってしっかりと疲れをとり「昼間は活動的に過ごしたい」「夜間はぐっすりと眠りたい」と、誰もが望んでいるのです。

睡眠時間は、一般的に成人で1日6時間~8時間程度は必要であると言われていますが、個人差や職業なども関係しているので、自分の身体に合っているかが問題となります。また、睡眠時間が長いと食欲を抑制するホルモンが出るので、眠らない人は肥満になる可能性が高いと言われています。

人の眠りは、まず深い「ノンレム睡眠」から始まります。日中に酷使し疲労が蓄積している大脳皮質に集中的に休養をとらせるためで、この時は脳も体も休んでおり、さらに、睡眠中に分泌される成長ホルモンは、脳・内臓・骨・筋肉のメンテナンスを行い、傷ついた細胞を修復してくれるのです。
つまり、このホルモンはノンレム睡眠中のみしか分泌されないので、眠りが浅いといくら長く睡眠をとっても体の疲れは回復しないのです。

その後、明け方に近づくにしたがって、起床を促すための浅い「レム睡眠」の時間が増えていきます。明け方、人間の体が光を浴びると「体内時計」という天然のタイマーのスタートスイッチが入り、それから14時間程度が経過したころから「メラトニン」と呼ばれるホルモンが脳内に分泌され、このホルモンの働きによって夜間の体温が少しずつ低下し、自然の眠りにつくことができるのです。

より良い睡眠のためには、
 ● 休みの日でも、普段起きる時間より2時間以上は遅く起きないようにすること
 ● カフェインを含むコーヒーやお茶などは、夕方以降は控えること
 ● お酒は眠りを浅くするので、寝る前は避けること

などに注意し、より良い睡眠によって心と体の健康を保つように心掛けましょう。

第2の脳といわれる「腸」(2013/07/29 更新)

現在の文明社会で困ったことのひとつに、便利で快適な正確を目指したために活性酸素を多量に生む社会となったことがあります。

例えば、食品添加物や残留農薬の含まれた食品を摂ったり、濃度の高い塩素の入った水道水を飲んだり、排気ガスや煙草の煙、また、強いストレスに晒されたり電化製品からの電磁波や外界からの放射線、紫外線などによっても腸の中で活性酸素が発生してしまいます。この活性酸素が腸を攻撃して、脳内の幸せ物質と呼ばれるドーパミン(多幸感、高揚感)、セロトニン(覚醒作用)の生成を阻害し、腸内のビタミンの合成を抑制してしまいます。

facilities-img0142111.jpgまた、腸では外部からの病原菌や体内に出現するがん細胞の見張り番となる免疫機能の70%を受け持っているといわれており、腸内細菌のバランスを整えることが大切です。
そのためには、ストレスのなるべく少ない生活を心掛けることが大切なのですが、これが現代社会ではなかなか難しいと言えます。

私たちの身体や心の健康を左右しているのは、腸の細胞と腸内細菌であると言っても過言ではありません。


腸を大切にして、身体全体の調子をよく整え、元気で疲れず健康な生活を続けて行きましょう。
posted by 登別すずらん病院 病院長コラム at 14:58Comment(0)TrackBack(0)日記